一人暮らしを始める時に、必ず購入しておきたいのがフライパン。これひとつで焼き物や炒め物、使い方次第では茹でたり煮込んだりにも使えて便利です。
今回は一人暮らしにぴったりな「フライパン」の選び方について解説します。
フライパンを選ぶ際のポイント
フライパンはサイズや素材など様々で、どうやって選んで良いのか迷ってしまいます。そこで、フライパンを選ぶ際に確認しておきたいポイントを順に紹介していきます。
ポイント1:フライパンのサイズ
まずはフライパンのサイズです。一人暮らしで使用するのであれば20センチ~26センチぐらいのものが候補になります。
26センチというサイズが一番メジャーなサイズで種類も豊富に売られているのですが、ここで注意したいのが26センチは結構大きめです。夫婦と子供がいるような家庭でも26センチのフライパンをメインに使っていることは多いので、一人暮らし用と考えると少し大きめになります。
もちろんサイズが大きい方が食材がたくさん入り調理はしやすいですが、同時に重量も上がってしまいます。調理中にフライパンを持ち上げたり、使い終わった後に洗うことを考えると重さは重要です。また、一人暮らし用の狭いシンクでは大きいサイズのフライパンは洗いにくいです。
このことから私は26センチより少し小さめ、24センチのフライパンをおすすめしたいです。私は現在、24センチのフライパンをメインに使っていますが、それでも2人前程度の料理は問題なく作ることができます。
またサブで20センチのフライパンも使っており、こちらは目玉焼きを作ったりウインナーを焼いたり、ちょっとしたものを作る時に使用しています。20センチまでいくとかなり軽く扱いやすいので便利です。自炊を頑張りたい方は、このように2つのサイズを併用するのもおすすめです。
ポイント2:フライパンの深さ
フライパンの深さは通常タイプと深型タイプ、大きく分けて2種類があります。通常タイプは焼き物などに適しており、深型タイプは炒めものや煮込み料理に適しています。
ここで注意してほしいのが、フライパンのサイズと深さの組み合わせがほぼ固定されているということです。どういうことかというと、26センチのフライパンは通常タイプがほとんど、24センチのフライパンは深型タイプがほとんど、という感じです。
実際にニトリで売られているフライパンはすべて上記の法則が当てはまります。せっかく少し小さめの24センチを選んでいるのに深型だと重くなってしまいます。しかし、24センチのフライパンがすべて深型というわけではありませんので、ご安心ください。後でご紹介します。
ポイント3:IH対応しているか
これはフライパンに限らず調理器具全般に言えることですが、キッチンがIHの方は必ずIHに対応しているフライパンかチェックしてください。IHにしか対応していない調理器具はほとんどありませんので、キッチンがガス火の方はあまり気にしなくて大丈夫です。
ポイント4:ふっ素加工の強さ
フライパンは基本的にふっ素加工のものを選んでください。鉄のフライパンも売られていますが、扱いにくいのでよほどこだわりがある方以外にはおすすめできません。
ふっ素加工があると食材がフライパンに引っ付きにくく、調理がしやすくなります。ふっ素加工はいつまでも効果があるものではなく、使用とともにコーティングが剥がれてしまいます。フライパンによってふっ素加工の強さが違い、基本的に価格が高いものほど長持ちするようにできています。
いきなり高いものを買ってサイズなどが合わないともったいないので、まずはリーズナブルなものを購入するのをおすすめします。フライパンの使い方や自分にあったサイズが分かってきたら、買い替えの際に高品質なフライパンの購入を検討してはどうでしょうか。
一人暮らしにおすすめのフライパンを紹介
アマゾンで買える24センチ 深くないフライパン
先ほどご説明したように24センチで深くないフライパンは少ないのですが、アマゾンで購入可能です。価格も1000円ちょっとでリーズナブルですし、ダイヤモンドコートなので長持ちします。ガス火専用ですので注意してください。
イオンで買える24センチの格安フライパン

軽量 ハードコート フライパン 24cm ホームコーディ(フライパン) | イオンスタイルホーム
こちらはイオンの24センチフライパン。ガスとIHどちらも対応で、値段は798円とかなりリーズナブル。他のサイズも格安なので、まとめて購入してもいいですね。